9月1日は「防災の日」、その週を「防災週間」といいます。
防災週間はちょっとだけ過ぎてしまいましたが今回は「防災について考える」というテーマの活動です。
今日は屋内集合でスタート。
ちょっと狭いけどみんなで調整して朝のセレモニー。
このあと急にソング担当を振られても対応できる頼もしいデンリーダーたちが西東京第2団のカブ隊には揃っております。
まずは隊長から、災害のこと、防災について学ぶ大切さのお話を聞きました。
さあ、ここからが今日の本番!
まずは国土交通省が提供している「防災カードゲーム」
津波や水害が発生したとき被害に遭わないようにするにはどうしたらよいか?を学べるカードゲームです。
遊び方はカルタ・ババ抜き・七並べと3種類あり、各組毎に分かれてゲームをしました。
説明書を読むとちょっと難しそうですが、いざやってみると結構楽しく、スカウトもリーダーも手加減なしで大盛り上がり!
どんな状況に気をつけるか、危ない状況にならないためにはどうしたらよいかが書いてあるカードをみんなで繰り返し声に出して読み上げながらゲームをすることで、楽しみながら学ぶことができました。
カードはこちらでダウンロードできます。
スカウトの記憶が新鮮な間に是非ご家庭でも是非やってみてください。
国土交通省web
http://www.mlit.go.jp/saigai/saigai01_tk_000005.html
続いて登場は「西東京市浸水ハザードマップ」
西東京市webより
https://www.city.nishitokyo.lg.jp/kurasi/iza/bosai/fusuigai/hazard_map.html
自宅や学校、団舎は浸水リスクがあるのか?もし何かあった時、どこの避難場所に逃げるべきか?など、もしものときに知っておくと実際に役に立つ知識を学びました。
あれれ、よく見てみると団舎のところは色がついているのではー!?
西東京市の状況を学んだ後は「ぼうさい <ダ・ズ・ン> 防災グッズ編」です。12個の防災用品のリストから災害時に役立つ順に順位づけするゲームです。
市民防災研究所さんのwebで入手可能です。
まずは個人個人、自分の思う順位をつけます。
その後は組でディスカッション。組の中でそれぞれの順位付の発表となぜその順位にしたのかを話し合いました。
デンリーダーにアドバイスをもらいながら、みんななかなか踏み込んだ話し合いが繰り広げられています。
組毎に意見をまとめつつ、今度は場所を移動して調理室へ。
実践篇として「災害用炊飯袋」を使ってご飯を炊きます。
方法は簡単。炊飯袋にお米とお水を入れて、沸騰した鍋に入れて30分待つだけ。
「ほんとにできるの〜?」「炊けても美味しくないんじゃない?」とスカウトもリーダーちょっと半信半疑。
しかしやってみないとわからないので、失敗を恐れずにやってみるのがカブスカウト!
お米をいれて、水をい、、、いれすぎないでね!なんていいながら準備をしました。
ご飯が炊けるまでの時間に防災ダ・ズ・ンの組毎のまとめを発表しました。
組毎に大事だと思うグッズの順位は違いましたが、それぞれの組長さんは組の中で話し合った「どうしてそれが大事だと思ったのか」をしっかりと発表することができました。
そうこうしているうちに、ついにご飯が炊けました!
果たして結果は・・・
と思ったのですが、さすがに熱湯の中に30分入っていただけあり、あっつあつ。まずは触れるように少しだけ冷却作業。
じゃーーーーー!
あっつい!あっちー!といいながらみんなで開封の儀
果たして結果は・・・
炊けてた!しかも美味しい!
普段は炊飯器で炊いているご飯ですが、いざという時には専用のビニール袋でご飯が炊けることにみんなでびっくり。
また新しい知識と経験を手に入れることができました!
ちょっと難しそうなテーマでしたが、ゲームに、地図に、話し合いに、実践にと、バラエティに富み、なおかつちょっとばかしアカデミックな集会となりました。