静かな月夜となったこの日、ナイトハイクを行いました。集合したスカウトを上弦の月が静かに見守ってくれていました。
この夜歩き始めるのは集合地点から数キロ離れた駅。薄暗くなってきた集合地点からは、組ごとにバスと電車を乗り継いて行くのですが、各組が選んだルートが見事にバラバラ。とは言えどの組もきちんと乗り継いで出発地点にたどり着くことができました。
駅前で隊長に報告したらさっそく出発。この頃にはもうとっぷり日が暮れていました。
スカウトたちは、赤の点滅灯と反射材を身に着けて夜の街を歩き続けます。
コマ地図は組長と次長しか持っていないので、二人で相談しながら迷子にならないように組をリードしていきます。
ところどころのチェックポイントでは、組が全員異状なく到着したことを報告。ここは組長の大切な役割です。
真ん中あたりのチェックポイントでは飲み物とお菓子で腹ごしらえ。
とは言え、8キロ余りの道のりはいささか長い。スカウトたちは「鬼滅の刃」のネタバレトークやオーソドックスなしりとりで気を紛らわせながら歩きました。
3時間近く歩き続けてようやくゴールに到着。疲労と空腹でさすがに疲れましたが、終わってみれば全員見事に完歩しました。
最後のソングは『いつも元気』この歌は最後にジャンプするところがあるんだけど、ちょっと脚が痛そうなスカウトもいました。
スカウトたちはこの日のために準備組集会で、スタート地点までのバスや電車を調べたり、コマ地図を使ってコースをたどる練習をしたりと準備を積み重ねてきました。
コロナ禍でリアルな活動がなかなかできなかったので、最後まで歩き通せるかリーダーは心配していたのですが、スカウトたちは見事に準備の成果を見せてくれました。
またこの日の活動を安全で楽しいものにするため、団委員や各隊の指導者が多数サポートして頂きました。いつもありがとうございます。