9月17日からの3連休は、中止になってしまった夏キャンプのリベンジキャンプを行いました。
場所は、武蔵横手の啓明荘です。かなーり昔にビーバー隊が餅つき大会でお邪魔したことがありましたが、キャンプ地を使うのは初めて。少し参加者が少ないですが、ここから3日間頑張ります!
とは言えキャンプ地に着いたらまずは腹ごしらえから。
持参した弁当を食べていますが、案外おにぎりの数が人によって違いますね。
副長に至ってはカロリーメイトです(スカウト時代におにぎりを食べ飽きた)。
早速設営です。少人数でも、手慣れて来た様子でタープを組み立てます。
出来たサイトの全体像がこんな感じ(2日目に撮ったものなので少し天気が違いますが)。
広々使えますが足場を見極めて建てる必要があったため、いつもの東伏見公園とはまた違った注意が要りました。
今度は立ち釜戸を作ります。
今年は何度か練習しましたが、本来夏キャンプに向けてのものでした。
今回はその夏キャンプのリベンジを兼ねています。
かまどは直火を使うので、薪が要りますね。
ナタを使って薪を割っていきます。
ナタは片刃なので左手を使わないといけません。小学生でナタが扱える経験はボーイスカウト以外だとなかなか無いかもしれませんね。
完成したかまどで夕飯を作りましょう!
この日のメニューはシチューです。
早く鍋の中身を沸騰させるには、起こした火の位置を調整しないといけません。焦がさないように注意するのも忘れずに。
ちょっと水分が多かったのか、ゆるめのシチューだったようです。でも無事出来て(食べられる=無事)よかったね。
明日は雨予報なので、予定変更で今日キャンプファイヤーをしました。
数年ぶりの火を囲んでのプログラム。一気に夏キャンっぽくなりました。
2日目です。
朝ご飯を手早く作ります。もうこの時点で野菜が多い。
その後案の定完食するのに苦労してましたが、皆で協力して食べきってました。
いつものキャンプ同様、朝のサイト点検です。慣れない場所でもしっかりサイトを保ちましょう。
午前のプログラムの散策です。昨日の行きがけに通りかかった五常の滝まで下りていきます。
五常の滝は整備がされていて、それなりの観光スポットになっていました。
このあたりから雨が激しくなってきました。
五常の滝に到着!自然の様子をスケッチするプログラムがあるので、周辺をよく観察します。
滝自体はこんな感じ。
本来その場でスケッチさせたいのですが、雨が酷かったため、目視で記憶です。
とはいえ、後で結局この写真自体を見てスケッチしてました。
道中はサワガニがたくさん。都度捕まえるのでサイトに着くまでのろのろしてました。
川に生息しているものが、この土砂降りで水浸しの道路まで出て来たのかと。
サイトに戻ってきたら散策で見たものをスケッチします。
記憶だけでは難しいので、撮った写真も参考にしながら描いてました。
お昼はパスタ。
意外とキャンプにパスタは楽ですね。
午後はスキル講習です。
小学生が多かったので、丁度いいタイミングになりました。
まずはロープワーク。
こちらは手旗。
最近は毎年習得させているようですね。
これは防水マッチを作っています。
溶かした蝋燭のロウをマッチにまとわせ、湿気を防ぎます。
一級の課題項目のひとつだったかと。
色々とやっていたらすぐ夕食です。
この日は冷やしゃぶ。写真から分かるように、とにかく野菜を沢山食べてもらいます。
夜プロはスカハンからクイズ大会。
雨が酷くタープの中にも吹き込んでくるため、サイト脇の倉庫の中に避難です。
更に雨が酷くなり、雷もなってきました。
ここで啓明荘のオーナーが声を掛けてくださり、宿舎をご提供いただけることに。
一時的な豪雨かもしれませんが、安全面を考えてお言葉に甘えることにしました。
久々の屋内にご機嫌のスカウト。
体力面でも心配だったことと、少し疲れたのかダレてきていたため、丁度良くテンションの上がる出来事になって良かったかも。
布団は自力で敷けるだろうと任せていたところ、色とりどりの掛布団が一枚ずつ綺麗に敷かれていたので、直した様子。
敷布団はこっちだよ。
ついでに干せるものは干しておこうね。
3日目。
本当は雨は降らない予報だったのですが、午前中はかなり土砂ぶり。時折見える晴れ間を狙っては、少しずつテントやタープを片していく感じでした。
場所をご提供いただいた啓明荘のオーナーにお礼を言います。
3日間本当にお世話になりました。
さあ帰るぞ!
あんなに疲れた様子だったのに、帰れると分かった瞬間やたら速い!!
悪天候で過酷な環境になりましたが、無事夏キャンのリベンジキャンプを完遂することができました。
帰った先で団舎もギリギリ晴れていたため、テントやタープを全部干してしまいました。
本当にお疲れさまでした!
おまけ
全然滝を見ない人たち。
スケッチのために自然観察をする時間でしたが、足元のカニやヤゴに夢中で全然滝を見ていない。
滝(左端)にもはや背を向けている。
もうちょっと見よう?